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プロトアネモニンのグルコース配糖体。
関連する用語
キンポウゲ科の植物に含まれる有害な有機化合物。ラヌンクリンの加水分解によって生じる。皮膚に対する刺激性を持ち、ニリンソウの採取時には注意が必要。乾燥や煮沸によって2分子が重合して無毒なアネモニンとなる。プロトアネモニンは、刺激性成分で皮膚や粘膜を刺激し、心臓毒です。根を日干しすることによりプロトアネモニンは無刺激結晶のアネモニンに変化します。
キンポウゲ科キンポウゲ属の黄色い花を咲かせる多年草。配糖体ラヌンクリンが含まれており、これが加水分解されると有毒なプロトアネモニンを生じる。
糖と糖以外の化合物が結合してできる化合物の総称。グリコシドとも呼ばれる。配糖体を構成する糖ではない部分(配糖体からグリコシル基を除いた部分)をアグリコンと呼ぶ。最も単純な配糖体はO-メチルグルコース。糖が結合した化合物は水に溶けやすくなったり、元の化合物より安定性が増大したりといった利点がある。糖とアグリコンの結合の仕方によって以下のように分類される。-O-配糖体(可逆的な配糖体)-C-配糖体(非可逆的な配糖体)
ヘキソースに分類される単糖類のひとつ。グルコースは葡萄から初めて取り出されたことからブドウ糖とも呼ばれる。異性体にフルクトースがある。分子式は C6H12O6天然にはD体(D-グルコース)として存在する。グルコースとだけ書いた場合はD-グルコースのことを指す場合が多い。構造によってα-D-グルコースとβ-D-グルコースの2種類に分けられる(立体異性体)。食品に含まれるマルトースやスクロースなどの二糖類やデンプンは消化液に含まれる酵素によって分解されグルコースを生じる。大部分は…
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