健康用語WEB事典

ラパチニブ(lapatinib)

細胞内ドメインチロシンキナーゼを阻害する抗がん剤。商品名はタイケルブ

ラパチニブの化学構造

EGFRおよびHER2チロシン自己リン酸化を選択的かつ可逆的に阻害することによりアポトーシスを誘導し、腫瘍の増殖を抑制する。*1

トラスツズマブ耐性乳がんに対して効果を発揮する例が報告されている。*2

*1タイケルブ錠250mg: https://www.info.pmda.go.jp/go/pack/4291022F1026_2_04/
*2トラスツズマブ耐性再発乳癌においてラパチニブが著効した1例 藤井孝明 矢島玲奈 須藤利永 森田廣樹 堤荘一 桑野博行(群馬大院・医・病態総合外科学): https://gair.media.gunma-u.ac.jp/dspace/bitstream/10087/9348/1/65_93_15.pdf

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このページの最終更新日時: 2019-11-17 (日) 09:14:22