健康用語WEB事典

ラパマイシン(rapamycin)

放線菌ストレプトミセス・ヒグロスコピクス?)が産生するマクロライド系の抗生物質mTORを阻害するポリケチドシロリムスとも呼ばれる。リンパ脈管筋腫症の治療薬。商品名はラパリムス*1*2

ラパマイシン(シロリムス)の化学構造

進行性骨化性線維異形成症で起こる骨化の抑制に有効とされる。*3

免疫抑制作用を持ち、移植した臓器に対する拒絶反応を防ぐためなどに使用される。進行性骨化性線維異形成症の進行を抑える作用も持つ。*4

*1哺乳類ラパマイシン標的蛋白質(mTOR)の活性阻害をターゲットにしたがん治療: http://www.f-gtc.or.jp/mTOR/mTOR.html
*2ラパリムス錠1mg: http://www.info.pmda.go.jp/go/pack/4291035F1023_1_06/
*3FOPにおける骨化を抑える方法の発見 〜FOPの異所性骨形成のシグナル伝達メカニズムの解明〜|ニュース|ニュース・イベント|CiRA(サイラ) | 京都大学 iPS細胞研究所: https://www.cira.kyoto-u.ac.jp/j/pressrelease/news/170801-091500.html
*4iPS細胞を用いたヒト体節発生のモデル化と進行性骨化性線維異形成症の病態解析|ニュース|ニュース・イベント|CiRA(サイラ) | 京都大学 iPS細胞研究所: http://www.cira.kyoto-u.ac.jp/j/pressrelease/news/180824-170000.html

ご意見・ご要望をお聞かせください。


ラパマイシンに関する情報を検索
[学術機関を検索] [政府機関を検索]



添付ファイル: filerapamycin.png 閲覧数 445回 [詳細]

この用語を編集/画像添付
このページの最終更新日時: 2019-11-08 (金) 21:16:19