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ラムネチン(rhamnetin)

フラボノールのひとつ。異性体イソラムネチンがある。

ラムネチンの化学構造

マウスの線維芽細胞由来の脂肪前駆細胞に対して、フィセチンケルセチンと同様に、脂肪滴形成量減少作用および脂肪細胞への分化時に急増するグリセロール-3-リン酸デヒドロゲナーゼGPDH)活性低下作用が確認されている。*1

尿酸産生抑制能はイソラムネチンに劣る。*2

ルテオリンケルセチンと同様に強い脱顆粒抑制作用を持つ。*3

*1脂肪細胞の分化制御におけるフラボノールとフラバノンの構造相関 | 桐蔭横浜大学 学術活動報告: http://ccmg.cc.toin.ac.jp/univ/gakujutsu/page.php?no=2381
*2KAKEN — 研究課題をさがす | 発生工学を用いたNIDDMの病態モデル作成によるNIDDMの発症機構の解明 (KAKENHI-PROJECT-09470215): https://kaken.nii.ac.jp/ja/grant/KAKENHI-PROJECT-09470215/
*3KAKEN — 研究課題をさがす | 迅速解析法による野菜の抗アレルギー活性成分の特定とその調理への影響 (KAKENHI-PROJECT-25350096): https://kaken.nii.ac.jp/ja/grant/KAKENHI-PROJECT-25350096/

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このページの最終更新日時: 2020-04-11 (土) 09:20:17