健康用語WEB事典

関連する用語

ランジオロール（ランジオロール塩酸塩）の商品名（小野薬品工業株式会社）。

不整脈に対する治療薬。作用機序の違いによって以下のように分類される。-Ⅰ群抗不整脈薬--Ⅰa群抗不整脈薬--Ⅰb群抗不整脈薬--Ⅰc群抗不整脈薬-Ⅱ群抗不整脈薬-Ⅲ群抗不整脈薬-Ⅳ群抗不整脈薬

冠動脈が一時的に痙攣を起こして血液の流れが悪くなること。カテーテルによる冠動脈ステント留置治療を行って数年後にステントの両端に冠攣縮が生じる場合がある。

狭心症の治療薬。血管のATP感受性カリウムチャネルを開いて細胞の興奮性を下げ、血管を拡張させる。商品名はシグマート。PDE5阻害作用を有する薬剤であるシルデナフィルやバルデナフィル、タダラフィルとの併用は降圧作用が過度に増強される恐れがあるためできない。

心筋の収縮に関わるアドレナリン受容体（β受容体）。心臓に存在するβ受容体の7080%を占める。カテコールアミンのβ1受容体への作用は、ドブタミン、ドーパミン、アドレナリン、ノルアドレナリンの順に強い。心筋のアドレナリンβ受容体（主にβ1）が刺激されるとアデニレートシクラーゼが活性化され、細胞内のcAMP濃度が上昇します。cAMPはリン酸化酵素の活性化を介してCa2+チャネルからのCa2+流入を増大させるとともに筋小胞体の機能を増大させ、心筋収縮に寄与するCa2+の量を増大させ…

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