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ランドシュタイナーの法則(Landsteiner's law)

ラントシュタイナーの法則とも呼ばれる。血液はその中に、自身の赤血球とは反応しない規則抗体(A型の人が持つ抗B抗体やB型の人が持つ抗A抗体)を持つという法則。

1900〜1901年にウィーン大学のカール・ランドシュタイナー(Karl Landsteiner)によって発見された。*1*2

ランドシュタイナーの法則に従うのはABO血液型のみである。

ABO血液型だけが持つ他の血液型にはない特徴「ランドシュタイナーの法則」として、自分自身の赤血球とは反応しない抗体規則抗体)を血液中に常に持っていることです。A型の人は抗B抗体、B型の人は抗A抗体、O型の人は抗A抗体抗B抗体を持ち、AB型の人は抗A抗体抗B抗体ともに持ちません。したがって、異なる血液型の人どうしの血液を混ぜると固まってしまいます。*3

*1Dr. Dennis O'Neil Behavioral Sciences Department, Palomar College Human Blood: ABO Blood Types: http://anthro.palomar.edu/blood/ABO_system.htm
*2組織適合性 | 京都府立医科大学 大学院 移植・一般外科: http://www.f.kpu-m.ac.jp/k/orgtx/transplant/jinzou/tekigou.html
*3臨床検査科|診療科・部門案内|社会医療法人 愛仁会 高槻病院: http://www.takatsuki.aijinkai.or.jp/department/clinical-examination4.html

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このページの最終更新日時: 2017-12-04 (月) 18:08:07