健康用語WEB事典

リバーロキサバン(rivaroxaban)

血液凝固を阻害するDOACのひとつ。血液凝固第Ⅹa因子を阻害する。脳卒中血栓症の予防に用いられる。商品名はイグザレルト

リバーロキサバンの化学構造

リバーロキサバンは,1日1回服用での有効性が確認されており,人種によって中濃度に変動が認められるため,日本人では15mgの低用量が推奨されている.また他の剤形として細粒が発売されており,嚥下障害のある場合や経管栄養の場合にも使用が可能である.*1

ワルファリンに比べてリバーロキサバンは授婦に対して安全に投与可能であることが報告されている。*2

タグ: 抗凝固薬 血液凝固 血栓症 医薬品

*1直接経口抗凝固薬(DOAC)の特徴と使い分け 櫻井まみ 伊勢雄也 片山志郎 日本医科大学付属病院薬剤部: https://www.nms.ac.jp/sh/jmanms/pdf/014030113.pdf
*2授乳婦でのリバーロキサバン内服の安全性―母乳薬物移行性及び乳児曝露量の測定解析― | 京都大学: https://www.kyoto-u.ac.jp/ja/research-news/2024-04-15-5

ご意見・ご要望をお聞かせください。


リバーロキサバンに関する情報を検索
[学術機関を検索] [政府機関を検索]



添付ファイル: filerivaroxaban.png 閲覧数 343回 [詳細]

この用語を編集/画像添付
このページの最終更新日時: 2024-04-22 (月) 06:36:47