健康用語WEB事典

リボソーム(ribosome)

細胞小器官のひとつ。細胞内に多数存在している。大きさは直径3nm程度。数種類のrRNAと多数のリボソームタンパク質から構成される。雪だるまのような形状で、だるまの上部が小サブユニット、下部が大サブユニットと呼ばれる。*1

mRNAから情報(コドン)を読み取ってタンパク質を合成する「翻訳」の役割を持つ。*2

リボソームはmRNAをくわえ込み、tRNAによって運ばれたアミノ酸がリボソームの酵素作用によって次々にペプチド結合を作り、最終的にタンパク質となる。*3

*1タンパク質合成装置リボソームでmRNAの翻訳を一時停止させるタンパク質を発見!—合成途上鎖の分子生物学— | サイエンス&テクノロジー | 研究・社会連携 | 京都産業大学: https://www.kyoto-su.ac.jp/project/st/st12_06.html
*2東京医科歯科大学 細胞のプロフィール: http://www.tmd.ac.jp/artsci/biol/textbook/profile.htm
*3鋳型非依存性RNAポリメラーゼの反応機構を解明【用語補足】: https://www.jst.go.jp/pr/info/info99/yougo.html

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このページの最終更新日時: 2018-09-04 (火) 21:29:40