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RNAの分解反応を触媒する酵素。
関連する用語
RNaseHの一種。RNA/DNAハイブリッドのRNA鎖と二本鎖DNAに埋め込まれた1塩基のリボヌクレオチドを分解する。ゲノム修復に関与する。
エンド型のリボヌクレアーゼ。RNaseH。
リボヌクレアーゼのひとつ。DNA/RNAハイブリッドのRNA鎖のみを加水分解する。RNase H は RNA/DNAハイブリッド の RNA鎖 のみを塩基非特異的に切断して、 5'位にリン酸基、3'位に水酸基をもつ RNAオリゴマーを生成するエンドリボヌクレアーゼで、生物界に普遍的に存在する。RNA/DNAハイブリッド鎖のRNA鎖を特異的に加水分解する酵素で、DNA複製に必要なRNAプライマーを合成・除去したり、DNAに間違ってとりこまれたRNAを除去したりすると考えられてい…
生体内における酵素とは、化学変化において触媒の働きをするタンパク質を指す。生体触媒とも呼ばれる。触媒はそれ自身は変化せず、他の物質の化学反応を促進する。具体的には、化学反応に必要なエネルギー(活性化エネルギー)を下げて、反応の速さを数百万~数億倍にする。食品の発酵も酵素の働きによるものであり、酵母(ギリシャ語では zyme)の中(ギリシャ語では en)で発酵が起きることから酵素(enzyme)と名付けられた。酵素の中には、他の酵素と結合して複合体として働くものもある。例えばク…
ヒトの好酸球が持つリボヌクレアーゼのひとつ。好酸球の顆粒を分離して、それを塩酸で抽出すると得られる塩基性のタンパク質として発見され名付けられた。他の顆粒に含まれるタンパク質に比べ、最も等電点が高い。好中球や単球にも存在しており、細菌や寄生虫に対する傷害性を持つ。
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