最近更新された用語
関連する用語
赤芽球から脱核したばかりの、細胞中にリボ核酸(RNA)やミトコンドリアが残った未熟な赤血球。赤血球の前駆細胞。網状赤血球とも呼ばれる。血液中に網赤血球が多ければ活発に赤血球が産生されていることを意味し、逆に少なければ赤血球の産生量が落ちていることを意味する。貧血の治療開始後に血液中に多く見られる。ニューメチレンブルーによる超生体染色で濃青色の顆粒状ないし網状物質として見える。正常では平均0.8%(8‰)で正常範囲は0.3〜0.11%(3〜11‰)。
リボ核酸(RNA)とデオキシリボ核酸(DNA)の総称。食品中の核酸は小腸でヌクレオチド、ヌクレオシドを経てリボースと塩基まで分解される。核酸はリン酸基による負の電荷を持つため、電気泳動によって陽極に移動する。
感染性を持つタンパク質粒子を意味する proteinaceous infectious particles の略。タンパク質性感染粒子、プリオンタンパク質(PrPc)とも呼ばれる。体内では脳や神経の細胞膜表面に存在するタンパク質。通常であれば問題にはならないが、異常なプリオン(PrPsc)が生成されることでプリオン病の原因となる。核酸を持たないにも関わらず、細胞に感染して自己を複製する。したがって核酸を破壊する紫外線や熱などによる処置によっても感染力が失われない。プリオンは、…
核酸のひとつ。複数のリボヌクレオチドが、以下のようにホスホジエステル結合でつながった重合体。リボ核酸とも。DNAに比べて構造的・化学的に不安定であり、核酸塩基はチミンの代わりにウラシルが利用される。タンパク質の合成において、以下の三種類のRNAが働く。-mRNA(メッセンジャーRNA)-tRNA(トランスファーRNA)-rRNA(リボソームRNA)これらの種類に当てはまらない様々なRNAが転写されているとされている。
コメント・訂正・追記
ご意見・ご要望をお聞かせください。