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霊長類にのみ存在する、mRNAの発現が非常に低い遺伝子。レトロウイルスのエンベロープ由来。造血細胞系列特異的に限られた時期にだけ高発現する。また、ヒト単球細胞にリポ多糖(LPS)を与えることで発現が上昇することが報告されている。タグ:
フラボノールのひとつ。タマリキセチンと同様にリポ多糖存在下でマウスB細胞のIL-10産生制御性B細胞を増加させる。ケンフェロールをマウスに経口投与することで脾臓および腸間膜リンパ節において制御性B細胞を増加させることが報告されている。西洋ワサビに含まれるケンフェロール配糖体(ケンフェロール-3-ガラクトシド-2-キシロシド)が肝臓中の薬物代謝第Ⅱ相酵素(解毒酵素)であるグルタチオン-S-トランスフェラーゼおよびキノン還元酵素の活性を増加させることが報告されており、がん予防など…
補体をリガンドとする受容体。以下の種類が存在する。食細胞が発現する補体受容体。iC3bやリポホスホグリカン、線維状赤血球凝集素、リポ多糖をリガンドとする。好中球表面に発現する補体受容体。CR3と同じ物質をリガンドとする。
マクロファージや樹状細胞などの抗原提示細胞に存在するパターン認識受容体。細胞外領域にロイシンリッチリピート、細胞内領域にTIRドメインを持つ。ヒトには10種類の存在が確認されている。トル様受容体とも。ショウジョウバエの持つTollと呼ばれる受容体に似た働きをするため「Toll様」とされる。Tollはドイツ語で「狂った」という意味。その由来は、この受容体の遺伝子の変異によってショウジョウバエの背中と腹部に著しい異常が引き起こされたことから。抗原が持つ様々な分子(PAMPsなど)…
グラム陰性菌の細胞壁外膜を構成する成分であり、細胞外には分泌されない毒素。リポ多糖(リポポリサッカライド、LPS)や内毒素とも呼ばれる。共有結合で結ばれた脂質と多糖類の複合体。細菌が生み出す毒素であり、毒性を示す物質は構成要素であるリピドA。これに対し、細胞外に分泌される毒素をエクソトキシン(外毒素)と呼ぶ。通常、エンドトキシンはエクソトキシンに比べて弱い。エンドトキシン エンドトキシンはグラム陰性菌の外膜成分であり、その化学的本体は lipopolysaccharide(L…
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