健康用語WEB事典

リンパ浮腫(lymphedema)

リンパ液の流れが滞り、細胞間にタンパク質や水分が鬱滞する状態。*1

がんの治療におけるリンパ節の傷害や除去によって起こる。

手足や顔などのむくみやその張りによる痛み、倦怠感免疫低下などの症状が見られる。リンパ浮腫が起こると脂肪組織が異常に増加し、それがむくみの主な原因となることが報告されている。*2

がんの治療において、手術でリンパ節を取り除いたり放射線治療によってリンパの流れが停滞することで、生涯にわたり腕や脚がむくむことがあります。このむくみをリンパ浮腫といいます。これは乳がん子宮がん?卵巣がん前立腺がん皮膚がんなどの治療による後遺症の一つです。*3

*1学校法人 後藤学園附属施設 マッサージ治療室 リンパ浮腫とは: https://lymph.gto.ac.jp/lymph.html
*2リンパ浮腫について | 広島大学: https://www.hiroshima-u.ac.jp/hosp/sinryoka/chuoshinryo/lymph/lymphedema
*3リンパ浮腫:[国立がん研究センター がん情報サービス 一般の方へ]: http://ganjoho.jp/public/support/condition/lymphedema.html

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このページの最終更新日時: 2017-12-04 (月) 18:08:13