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リンパ節の表層。B細胞が集まるリンパ濾胞が存在する。中心には胚中心がある。*1
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リンパ節髄質に存在する突起。梁柱を通る動脈は髄索に乗り移って毛細血管を与えながらリンパ節皮質に達し、そこで多数の小枝に分かれ、特に二次リンパ濾胞の周囲に密な毛細血管網を作る。リンパ節髄質のうち、細網細胞および細網線維の網の中に小リンパ球、マクロファージ、形質細胞が比較的密に存在する部分。
リンパ節内に存在する、B細胞を中心とするリンパ球が集まる構造体。リンパ小節とも。リンパ球浸潤よりも分化が進んだリンパ組織で、リンパ球が密集して結節状になったもの。個々のリンパ濾胞は直径0.2~1.0mmの球形ないし卵円形。単独で存在する孤立リンパ濾胞と数個以上が集団を作っている場合には集合リンパ濾胞が存在する。抗原との反応が起こると肥大化する。これがリンパ節の腫れの原因となる。小リンパ球のみで構成されているリンパ濾胞は一次リンパ濾胞と呼ばれる。抗原の刺激を受けたリンパ節では、…
リンパ液がリンパ管を通って集まる円形またはそら豆型の二次リンパ器官。リンパ管が鎖骨下静脈に合流するまでの間に複数存在する。大きいものでは長径2~3cm、短径約1cm。体内の種々の組織由来の抗原がリンパ管を介して集まる。リンパ節の役割は、リンパ液に含まれる異物を取り除き、それらが組織や血管内に侵入するのを防ぐこと。リンパ節の役割は、大きくは「免疫」と「老廃物の処理」の2つで、前者では、免疫細胞たちの情報交換の場として、また戦闘の司令塔としての機能を果たしています。リンパ節で炎症…
免疫応答の際にリンパ組織に誘導されてくる微小構造。活性化され、盛んにリンパ球を産生するリンパ組織に見られる。この場所において、胚中心B細胞の免疫抗原への親和性成熟(アフィニティーマチュレーション)が誘導される。
リンパ球のひとつ。Bリンパ球とも呼ばれる。骨髄(bone marrow)から生産されるためその名が付けられた。鶏ではファブリキウス嚢という部位で作られる細胞(bursa)がB細胞を生成するため、その頭文字を取っているともされる。骨髄で生産される造血幹細胞から分化してB細胞となる。正確には、造血幹細胞からMTB前駆細胞がつくられ、さらにそれがMB前駆細胞を経てB前駆細胞となり、それからB細胞がつくられる。造血幹細胞 → プロB細胞 → 大型プレB細胞 → 小型プレB細胞 → 未…
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