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リンパ節の中心であり、抗体が産生される部位。*1
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形質細胞やBリンパ球(B細胞)が産生する、免疫に関わるタンパク質。エミール・アドルフ・フォン・ベーリング(Emil Adolf von Behring)と北里柴三郎によって発見されたが、命名はその後に行われたとされる。主に血液中や体液中に存在し、体内に侵入してきた病原体や破損した細胞などを捉えて、それを排除する働きをする。γ-グロブリンに含まれるため免疫グロブリンとも呼ばれる。人体は、一度侵入してきた異物(抗原)に対して抗体を作り、以後同じ異物が侵入してきた時に対抗できるよう…
リンパ節髄質に存在する突起。梁柱を通る動脈は髄索に乗り移って毛細血管を与えながらリンパ節皮質に達し、そこで多数の小枝に分かれ、特に二次リンパ濾胞の周囲に密な毛細血管網を作る。リンパ節髄質のうち、細網細胞および細網線維の網の中に小リンパ球、マクロファージ、形質細胞が比較的密に存在する部分。
リンパ液がリンパ管を通って集まる円形またはそら豆型の二次リンパ器官。リンパ管が鎖骨下静脈に合流するまでの間に複数存在する。大きいものでは長径2~3cm、短径約1cm。体内の種々の組織由来の抗原がリンパ管を介して集まる。リンパ節の役割は、リンパ液に含まれる異物を取り除き、それらが組織や血管内に侵入するのを防ぐこと。リンパ節の役割は、大きくは「免疫」と「老廃物の処理」の2つで、前者では、免疫細胞たちの情報交換の場として、また戦闘の司令塔としての機能を果たしています。リンパ節で炎症…
梁柱と髄索の間および髄索同士の間。リンパ液の通り道で、リンパ球とマクロファージが存在する。髄洞は腔が広く、梁柱や髄索と絡み合って迷路のようになっているため、リンパ液の流れが緩やかでマクロファージによる濾過が効果的に行われる。
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