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リン酸が持つヒドロキシ基のひとつが他の化合物とエステル結合した化合物。
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リン酸モノエステルを基質とし、至適pHがpH5付近の酸性側であるホスファターゼ。ヒドロラーゼでもある。酸ホスファターゼとも。ヒトのほとんどの細胞に発現し、組織や体液中に広く分布し、大半はリソソームに由来している。血清中の酸性ホスファターゼの約1/3は血小板由来、約2/3は破骨細胞由来。一部は酒石酸によって活性が阻害される。前立腺、骨、肝臓、腎臓、血球系に由来する5つのアイソザイムが存在する。前立腺がんが前立腺肥大症、炎症などで血中に増加する。
酸とアルコール(ヒドロキシ基)の結合。酸(-COOH)とアルコール(-OH)から水分子(H2O)がとれて -COO- という構造で結合する。エステル結合をもつ化合物をエステルと呼ぶ。
官能基のひとつ。分子に含まれる -OH のこと。ヒドロキシル基や水酸基とも呼ばれる。化学的にはヒドロキシ基を持つ物質をアルコールと呼ぶ。
DNAのヌクレオチドや生体膜のリン脂質、歯の構成要素など体内に必須の物質。オルトリン酸とも呼ばれる。分子式は H3PO4 触媒としての働きをする場合もあり、生命発生の触媒として重要であったと考えられている。
2種類以上の元素、ある一定の質量比で化学結合によって結びついた物質。その物質の作られ方によらず、含まれる元素の割合は常に同じとなる。以下の2つに分類されるが、これは学問(化学)として考える上での都合が良いことが理由とされる。-有機化合物-無機化合物両者を区別しているのは、化学を考える上でわかりやすいという便宜的な理由からです。多くの炭素化合物の構造や性質は、その中で互いに比較しながら考えるほうがわかりやすいので、これらを有機化合物として、有機化学の対象とされています。一方、例…
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