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リン酸エステル結合のひとつ。リン酸が持つ3個の水素のうちの1つが置換されてできた結合。
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DNAのヌクレオチドや生体膜のリン脂質、歯の構成要素など体内に必須の物質。オルトリン酸とも呼ばれる。分子式は H3PO4 触媒としての働きをする場合もあり、生命発生の触媒として重要であったと考えられている。
水素原子(H)または水素ガス(H2)のこと。語源は、反応によって「水を生むこと」から。原子番号1。基本的に単体では存在しない。その原子核に含まれる中性子の数によって以下のように分類される。-軽水素 (中性子を持たない)-重水素(中性子が1つ)-三重水素(中性子が2つ)自然界の水素は99%が軽水素として存在するため、単に水素原子と言った場合は軽水素を指す。軽水素は、原子核が陽子(プロトン)1つのみで構成されている。極めて酸化されやすい気体。以下の反応によって、時に爆発を起こして…
リン酸とアルコールが脱水縮合したエステル結合。
血液検査の項目のひとつ。アルカリフォスファターゼ。基準値は大体 100300 IU。リン酸モノエステル結合を加水分解する、至適pHがアルカリ性(pH911)の酵素。小腸粘膜、胎盤、乳腺、腎臓、骨、肺、肝臓、脾臓の順に多い。これらの組織に異常があると血液中に漏れ出るため値が高くなる。骨や肝臓、胆道の疾患およびがんなどの診断基準となる。逆に少ない場合には前立腺肥大症、甲状腺機能低下症などの疑いがある。哺乳類のGPIアンカーとして最も早く報告されたもの。
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