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レセルピン(reserpine)

降圧剤妊娠中毒症の治療として用いられる、ラウオルフィアに含まれるアルカロイド体温下降作用を持つ。これは交感神経カテコールアミンを枯渇させることによるとされる。*1*2

レセルピンの化学構造

副作用としてうつ症状になりやすいことが知られている。*3

降圧作用発現が遅く、極めて持続的。眠気錐体外路障害消化管への悪影響などの副作用がある。

*1レセルピンによる実験的SFDの発症について - 国立国会図書館デジタルコレクション: https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/10672791
*2名城大学薬学部 薬品作用学研究室 EW-自律神経-3: http://www-yaku.meijo-u.ac.jp/Research/Laboratory/chem_pharm/mhiramt/EText/Pharmacol/Pharm-II02-3.html
*3大阪市立大大学院医学研究科講師 神経精神医学 橋本博史: https://www.hosp.med.osaka-cu.ac.jp/public/mnp/utsu-z14.html

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このページの最終更新日時: 2020-08-30 (日) 09:23:39