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ビタミンA1のひとつ。炭素鎖末端にアルデヒド基を持つもの。ロドプシンの構成要素。*1
関連する用語
細胞膜に存在する、光によって働くレチナールタンパク質のひとつ。細胞の内側から外側へと水素イオンを運ぶ性質を持つ7回膜貫通型プロトンポンプ。光細胞死滅法の標的となる。タグ:
レチナールを色素とする膜タンパク質。微生物からヒトにまで広く保存されている。網膜に存在する光受容体として働くイオンポンプ。11-シス-レチナールがオプシンのアミノ酸残基とシッフ塩基を形成し、さらにシッフ塩基がプロトン化された構造を持つ。ビタミンAはロドプシンの補酵素として働き、視細胞の働きを補助する。タグ:
11-シス-レチナールが光を受けることで、そのシス型部分が全て伸びた形(トランス型)に変換された活性状態のレチナール。オールトランスレチナールとも。目のロドプシンにおいて、この活性状態がGタンパク質を介した情報伝達系を駆動し、視神経に興奮をおこさせ光を認識する。
側鎖が曲がった形(11-シス型)のレチナール。光を吸収する特性を持ち、光が当たると全トランス型レチナールへと構造変化を起こす。錐体自身の中に効率的に11-シス-レチナールを合成する仕組みがあることが報告されている。ロドプシンのアンタゴニストであり、ロドプシンは光エネルギーを使って11-シス-レチナールをアゴニストである全トランス型レチナールに変換して活性状態になる。
ビタミンA(レチナール)の前駆体(プロビタミンA)となるカロテノイド。β-カロチンとも。橙色の色素成分であり、ニンジンなどの色の元となる。高等植物の葉においては2番目に多いカロテノイド(25%程度)。小腸上皮でβ-カロテンはビタミンA1であるレチナールに変換される。ビタミンAが不足すると、蓄えられているβ-カロテンがビタミンA1に変換される。通常は肝臓や脂肪組織に蓄えられるか、余分であれば排泄される。活性酸素を抑える抗酸化作用がある。β-カロテンは油脂に溶けやすい性質を持って…
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