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ビタミンAを参照。
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小児や若年者に発症し、次第に網膜視細胞が痛んで視力の異常が起こり、最終的には失明に至る遺伝性難病。成人の主な失明原因のひとつ。視細胞と網膜色素上皮の機能を原発性、びまん性に傷害する遺伝性かつ進行性の疾患群と定義される。レチノイド代謝酵素異常が原因で発症する家系が報告されており、セマフォリン4A(Sema4A)の関与が示唆されている。常染色体劣性遺伝疾患であるものが全体の80%を占める。これの原因遺伝子としてEYSが知られている。遺伝子変異だけではなく神経炎症が大きく関与する。…
にきびの治療薬(外皮用薬)の有効成分。商品名はディフェリン、エピデュオ。組成式は C28H28O3ナフタレンの誘導体で、レチノイドの一種。レチノイン酸受容体に結合して特定の遺伝子の発現を行う。表皮ケラチノサイトの分化を抑制して毛穴の詰まりを改善させ、にきびの初期症状である面皰の改善に効果がある。直接的な抗炎症作用を持つことが知られており、外用療法が炎症性皮疹を減少させることが示されている。
上皮細胞(皮膚や粘膜、角膜)の形成に関わる脂溶性ビタミン。レチノイドとも呼ばれる。酸化や乾燥、高温に弱い。ビタミンEのような抗酸化作用を持つ成分と共に存在することで安定性が上がる。主に肝臓の肝星細胞に蓄えられる。ビタミンAにはビタミンA1(レチノールなど)とビタミンA2(3-デヒドロレチノールなど)の2種類があるが、ビタミンA2を食べる機会は少ないので、ビタミンAと言えば普通はビタミンA1の方を指す。-ビタミンA1--レチノール(レチニルエステル)--レチナール--レチノイン…
乾癬など角化症の治療に用いられるレチノイド。商品名はチガソン。副作用として催奇形性や骨発育障害があるため妊婦と小児には用いられない。また、皮膚粘膜症状が多い。タグ:
ビタミンA2のひとつ。淡水魚から発見されたレチノイド。無毛マウスの肝臓から高速液体クロマトグラフィーによって抽出される。
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