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麻薬による呼吸抑制を防ぐオピオイド拮抗薬。商品名はロルファン。*1
関連する用語
レバロルファンの商品名(武田テバ薬品株式会社)。
オピオイド受容体のアンタゴニスト。麻酔の効果を弱める作用を持つ。拮抗作用の強さはレバロルファンの約3倍、ナロルフィンの約15倍とされる。
特定の受容体に対するアンタゴニストとして働く薬剤。
法律用語では「麻薬及び向精神薬取締法」の対象となる薬物のこと。医学用語では鎮痛作用を持つ化合物(医療用麻薬)を指す。オピオイド鎮痛薬とも呼ばれる。がんに使う鎮痛剤を「麻薬」とひと括りにするのは色々な意味で問題があるということになります。そこで我々医療者は、モルヒネなどがんの痛みに使う鎮痛剤の仲間を物質名の総称である「オピオイド」という言葉を使って呼んでいます。この言い方であれば巷で言ういわゆる“麻薬”は含みませんし、類似の物質で麻薬指定ではない薬剤は含むことができるからです。
体外から必要な気体を取り込み、同時に体内の不要な気体を放出する生命活動。一般的な呼吸(外呼吸)と、細胞などが行う生物学的な呼吸(内呼吸)に分けられる。空気中の酸素を肺に取り入れ、体内の不要な二酸化炭素を排出すること。成人の場合、1分間に12〜20回行われる。糖類などの有機化合物と外呼吸によって取り込んだ酸素を利用して、細胞内でエネルギーを取り出すことを内呼吸または細胞呼吸、組織呼吸と呼ぶ。内呼吸も代謝における異化のひとつである。肺で取り込まれた酸素は血液によって体の各細胞へと…
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