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マムシ毒の成分。血小板が発現するCLEC-2のリガンドとなる。*1
関連する用語
受容体に結合できる分子のこと。受容体の種類によってリガンドとなる物質は異なる。結合した際の働きによって以下のように分類できる。-アゴニスト(作動薬)-アンタゴニスト(拮抗薬、遮断薬)-インバースアゴニスト(逆作動薬)-パーシャルアゴニスト(部分作動薬)
マムシが持つ毒素(ヘビ毒)。マムシが咬み付いた部位に注入され、数分以内に腫脹や疼痛が起こる。手指の先端の場合、2~3時間で手の甲がパンパンに腫れ上がる。重症化するとミオグロビンによる腎機能障害やショックが起こり致命的。応急処置は静脈圧程度の駆血および絞り出しや吸い出しによる排毒。-ロドサイチン
ポドプラニンをリガンドとする受容体。マムシ毒であるロドサイチンも結合する。ヒトの血球系では血小板、巨核球に特異的に発現し、それ以外にはクッパー細胞と肝類洞内皮細胞に発現する。血栓の形成やがんの血行性転移に関わる。
主に遺伝子発現のことを指す。
血球の一つ。線維芽細胞や血管内皮細胞を呼び寄せ、傷口を塞いで出血を止める働き(止血)をする。栓球とも呼ばれていた。大きさは3μm程度で血液1μLあたり15万〜40万個の血小板が含まれる。巨核球の細胞質が剥がれてできる。血液中での平均寿命は8〜10日。イモリの血小板は細胞核を持つが、ヒトの血小板は細胞核を持たない。α顆粒や濃染顆粒と呼ばれる顆粒を持ち、細胞表面には血小板膜糖タンパク質が存在する。出血の後、血液は凝固しますが、この凝固には血小板が関与していることはご存知でしょう。…
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