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一次卵母細胞(primary oocyte)

卵原細胞体細胞分裂することで生み出される卵母細胞。一次卵母細胞から減数分裂第一減数分裂?)が始まり、細胞質の少ない極体を放出して二次卵母細胞となる。*1*2

卵母細胞(一次卵母細胞)は、染色体を複製し減数分裂の前期に入ったところで一時停止し、リボソーム卵黄や表層粒等の受精後に必要な物質を蓄え始めます。そして数ヶ月から数年かけて成長し、十分な栄養を蓄えた段階では元の体積の数千〜数万倍の体積を持つ大きな細胞となります。*3

*1東京医科歯科大学教養部 生物学分野 個体の発生と分化 配偶子形成と受精: http://www.tmd.ac.jp/artsci/biol/pdf2/develop.pdf
*2LS-EDI-生命科学教育用画像集 東京大学生命科学構造化センター 生殖と減数分裂/哺乳類の卵形成: http://csls-db.c.u-tokyo.ac.jp/search/detail?image_repository_id=229
*3名古屋市立大学大学院 システム自然科学研究科 総合生命理学部 加藤研究室の研究内容: http://www.nsc.nagoya-cu.ac.jp/~kato/theme.html

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このページの最終更新日時: 2018-09-21 (金) 09:33:40