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一酸化窒素合成酵素や芳香族アミノ酸水酸化酵素に共通して必要な補酵素。ビオプテリンに4つの水素原子が結合した還元体。動物細胞内でGTPから三つの酵素により生合成され、細胞内における濃度は一定に保たれている。タグ:
N
血管内皮細胞の膜タンパク質。トロンビンと複合体を形成し、トロンビンの血液凝固活性を阻害する。またプロテインCを活性化して血液凝固因子(血液凝固第Ⅴ因⼦、血液凝固第Ⅷ因子)を不活化させ、血液凝固を抑制する。また、一酸化窒素合成酵素のリン酸化を促進する。トロンボモジュリンの細胞外ドメインは、白血球のLFA-1、Mac-1インテグリンと結合する。
ひとつの窒素原子とひとつの酸素原子が結合した化合物。常温で気体。分子式は NO半減期は3〜6秒であり、すぐに硝酸イオンや亜硝酸イオンに変化する。水より脂に6倍溶けやすく、細胞膜内外を自由に移動できる。動脈血管を広げて血圧を下げる降圧作用があり、狭心症(狭心痛)や心筋梗塞の治療に利用される。この作用は血管平滑筋の細胞内にあるグアニル酸シクラーゼを活性化してcGMPの生成を促進することによる。体内では血管内皮細胞において、アルギニンから一酸化窒素合成酵素(NO合成酵素)の働きによ…
アミノ酸のひとつ。小児では必須アミノ酸。オルニチンが尿素回路で代謝されて生成される。尿素回路において、アルギニンはアルギナーゼによって加水分解され、尿素を生成すると同時にオルニチンとなり、そのオルニチンは再度シトルリンの生成に利用される。一酸化窒素合成酵素に触媒され、一酸化窒素の原料となる。
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