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三叉神経の神経節。
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眼窩内に存在する、脳に視覚情報を伝達する神経。第Ⅱ脳神経とも。視神経は眼球網膜の第8層である神経細胞層中にある多極神経細胞から出る神経線維が集まって出来る神経である。... ヒトの視神経は眼球網膜の神経細胞層中にある多極神経細胞から出る100万本以上の神経線維からなる。橋上部の背側から両側に開いて走行し、内頚動脈の内側より海綿静脈洞外壁にある三叉神経節から前方に向かい上眼窩裂を通って眼窩に入る。両側の視神経が交わる所を視交叉と呼び、視交叉から左右に分かれて視索となる。
冷受容器として機能するTRPチャネル。メントールの受容体として同定された。メントールやイシリンなど冷感を起こす物質や約25℃以下の温度によって活性化する。感覚細胞の細胞体がある三叉神経節および舌にある感覚細胞の神経終末に発現していることが確認されている。
単純ヘルペスウイルス1型の感染症。唇周辺に水ぶくれが現れる。三叉神経節に潜み、再発を繰り返すことがある。水ぶくれにはヘルペスウイルスが存在するため、食器やタオルなどを介して他者へ感染する恐れがある。
顔面に受ける刺激を伝達する神経。脳神経のなかで最も大きい。第Ⅴ脳神経とも呼ばれる。眼神経(額)、上顎神経(頬)、下顎神経(下顎)の三本の大きな枝に分かれることから三叉神経と呼ばれる。三叉神経は顔面感覚の求心性神経線維を含み、その支配領域からの痛覚情報は,三叉神経半月神経節の小細胞体を介して脳幹内へ入り,橋から延髄尾側部へ伸びる三叉神経脊髄路核の主に尾側亜核において処理される。
中枢神経系とは別に、末梢部分において神経細胞が集合している部分。中枢神経以外の末梢部において神経細胞が集合し、周囲から明確に判別される構造をいう。中枢神経内の神経核と対比される。神経節が、構造的に中枢から独立した神経細胞の集合体を作っているのは、中枢に至らない反射経路などを形成して、種々の自律的・反射的調節に寄与するためではないかと考えられる。
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