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以下の旨味の味覚を引き起こす成分のこと。
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興奮性アミノ酸のひとつ。Gluとも表記される。中枢神経系において主要な興奮性神経伝達物質で、脳の70%の神経細胞が神経伝達物質として用いる。記憶や学習などに重要な役割を果たす。情報伝達の役割を終えたグルタミン酸は主にアストロサイトに取り込まれ、グルタミン合成酵素によりグルタミンに変換されてアストロサイト外に放出される。その後シナプス前終末に取り込まれてグルタミン酸に変換され、再度シナプス小胞に蓄えられる。一方、グルタミン酸が過剰に増えると、興奮毒性と呼ばれる神経細胞障害作用が…
リボヌクレオチドのひとつ。イノシン一リン酸やIMPとも呼ばれる。塩基としてヒポキサンチンを持つ。鰹節や煮干しに含まれる旨味成分のひとつ。食品添加物として使用される場合はナトリウムとの塩(5'-イノシン酸二ナトリウム)の形をとる。イノシン酸はアクトミオシンをアクチンとミオシンに解離させる。これが畜肉の解硬(硬直が解けて軟らかくなること)を引き起こす原因の一つであることが示唆されている。タグ:
食物の情報を認識するための感覚。甘味、塩味、苦味、酸味、旨味の5つがある。味蕾中の細胞に存在する味覚受容体が味覚を認識している。また、味覚受容体によって認識できる味覚の種類が異なる。味蕾を介して感知される味覚は、甘味、苦味、酸味、塩味、うま味の5基本味に分類されます。これまで主にげっ歯類を用いた研究から、それぞれの基本味の味覚受容体タンパク質が発見されています。味覚は他の感覚や経験(エピソード記憶)に影響を受けることが知られている。
味覚のひとつ。日本で発見され、1985年に「umami」として国際的に認知されるようになった。Ⅱ型味蕾細胞によって受容される味覚。グルタミン酸など三大旨味成分によって引き起こされる。
核酸塩基のグアニンが結合したリボヌクレオチド。RNAを構成する単量体のひとつ。グアノシンがリン酸化した有機化合物であり、グアノシン一リン酸やGMPとも呼ばれる。椎茸などの旨味成分の一つ。
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