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迷走神経の分枝。咽頭に存在する味蕾の味覚情報を伝達する。*1
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味覚受容体(味蕾)が受け取った味覚の中枢神経への伝達に関わる複数の脳神経の分枝の総称。-鼓索神経、大浅錐体神経(顔面神経の分枝)-舌枝(舌咽神経の分枝)-上喉頭神経(迷走神経の分枝)
食物の情報を認識するための感覚。甘味、塩味、苦味、酸味、旨味の5つがある。味蕾中の細胞に存在する味覚受容体が味覚を認識している。また、味覚受容体によって認識できる味覚の種類が異なる。味蕾を介して感知される味覚は、甘味、苦味、酸味、塩味、うま味の5基本味に分類されます。これまで主にげっ歯類を用いた研究から、それぞれの基本味の味覚受容体タンパク質が発見されています。味覚は他の感覚や経験(エピソード記憶)に影響を受けることが知られている。
舌の表面にある、味覚を感知する紡錘形の器官。味覚器(味覚受容体)の最小単位。50〜100個の細胞で構成される。大部分は舌にあり、約5000個がある。口蓋、咽頭、喉頭にも合計で1000個程度分布する。舌前方の味蕾が受け取った情報は鼓索神経を経由して、舌後部中央の味蕾が受け取った情報は舌咽神経を経由して、舌後方両側の味蕾が受け取った情報は鼓索神経および舌咽神経を経由して脳へ伝達される。また、舌前方の味蕾は突起の上に位置するが、舌後方のは溝の内部に位置するという違いがある。味蕾を構…
胸腹部の内臓を支配する副交感神経。第Ⅹ脳神経とも呼ばれる。この脳神経が傷害されると、口蓋や咽頭の麻痺、食道の異常な運動や異常な胃酸の分泌、胆嚢が空になる、心拍数の変化などが起こる。胃に存在するものはグルタミン酸などの旨味の物質のみに反応する。最近の研究では、胃にもうま味受容体があることが判明しています。胃には脳神経の一つである迷走神経が延びていますが、この迷走神経はグルタミン酸のようなうま味物質だけに反応するのです。つまり、美味しいものを食べると胃でもうま味をキャッチし、脳に…
咽喉の一部。鼻の奥から食道までの、摂取した食品と空気が通る部分。咽頭は細かく以下の部分に分類される。
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