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気道のうち、鼻から喉までの部分のこと。
関連する用語
ヘモフィルス属の細菌のひとつ。上気道の常在菌。稀に感染性心内膜炎の原因となる。
非ステロイド系抗炎症薬のひとつ。シクロオキシゲナーゼ活性阻害によるプロスタグランジンの合成阻害作用を持つ。商品名はブルフェン。末梢組織でのプロスタグランジン合成阻害作用が強く、上気道や関節痛など、末梢での炎症を伴なった痛みに効果的とされる。アスピリンに比べ、胃腸の副作用が現れにくい。イブプロフェンががん細胞に対し、G1期停止やアポトーシスを引き起こすことが報告されている。この作用はTRAILとの併用によって増強される。ウイルスの感染に対して使用すると炎症を抑える作用の過程で免…
ナツメグのオレオレジンに含まれる、上気道細菌に対する抗菌活性や殺線虫活性を持つ化合物。
2001年に発見されたパラミクソウイルス科のマイナス鎖RNAウイルス。150~600nmの多形性もしくは球形。エンベロープを持ち、13~17nmの突起構造を持つ。人に感染するものを特にヒトメタニューモウイルスと呼ぶ。上気道および下気道に感染して増殖する。ウイルスによる呼吸器感染症の一因となる。RSウイルスに似た遺伝子を持ち、臨床症状も類似する。ヒトでは,鼻腔,気管,細気管支の睫毛上皮細胞の糜爛,破壊,細胞構築の乱れ,細胞間の浮腫,気道の周辺に好中球の細胞浸潤,肺胞内への細胞浸…
溶血性レンサ球菌が血液へ侵入することによって引き起こされる重篤な疾患。いわゆる人食いバクテリアの正式名称。主にA群が原因となるが、B群、C群、G群による発症も報告されている。進行が早く、発病後数十時間以内にショック状態から死に至ることもある。日常生活を営む状態から24時間以内に多臓器不全が完結する程度の進行を示す。A群レンサ球菌による軟部組織炎、壊死性筋膜炎、上気道炎・肺炎、産褥熱は現在でも致命的となりうる疾患である。劇症型溶血性レンサ球菌感染症は突発的に発症し、急速に多臓器…
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