健康用語WEB事典

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渦鞭毛藻などの有毒なプランクトンを捕食した貝が体内に蓄積させる毒素。食中毒の原因となる。以下の4種類が存在する。-麻痺性貝毒-下痢性貝毒-記憶喪失性貝毒-神経性貝毒国内では麻痺性貝毒と下痢性貝毒の発生がある。麻痺性貝毒の毒成分はフグ毒と同様に神経系の中毒症状を引き起こし、死に至る場合があるとされる。タグ:

プロトペディニウム属の藻類が産生し、二枚貝に蓄積する貝毒。11種類が確認されている。中毒症状は下痢性貝毒によく似ており、吐き気や嘔吐、腹痛、激しい下痢を起こす。症状は3～18時間続くが、通常は数日以内に回復し死亡例はない。

プロテインホスファターゼ（PP1、PP2A）を阻害する作用を持つ毒素。貝に蓄積する下痢性貝毒。1981年にクロイソカイメンの二次代謝産物として単離され、マウスに対して顕著な急性致死毒性を示すことが確認された。

生物から産生される有害物質の総称。

水分の多い液状に近い便を排泄する現象。過剰な消化液の分泌や蠕動運動によって起こる。なんらかの原因で腸の働きが過剰になった場合、腸の内容物が急速に通過するため水分の吸収が十分に行われず、便中の水分が増加して「水様便（水の様な便）」や「軟便（固形ではない、ゆるい便）」になります。

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