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生存のために摂取しなければならない最低限の水の量。一日あたり約1,100mL。*1
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水分子(2個の水素原子と1個の酸素原子からなる極性分子)が水素結合で繋がり集まったもの。水分とも。水分子同士の水素結合は繋がったり離れたりするため、これが水の流動性のもととなる。成人男性では体重の60%、成人女性では55%を占める。新生児では体重の70〜80%を占めるが、加齢とともにその量は減少し、高齢者では40〜50%となる。脂肪は筋肉に比べて保持できる水の量が少ない。体内では、細胞内外で物質を溶かす、浸透圧の調節を行う、体温を調節するなどの役割を持つ。大気圧においては4℃…
摂取した栄養素が体内で代謝される際に生じる水。呼吸による水素の酸化でできる水とも。酸化水とも呼ばれる。1日に300ml程度。
呼吸による呼気や皮膚からの蒸散による、身体からの水の発散。汗や尿は不感蒸泄には含まれない。1日に皮膚から600mL、呼気から300mLで合計900mL程度。不感水損失とも。
生命の維持のために必要最低限の尿のこと。一日400〜500mL。
摂取した食品が腸管で消化された後に残る物質を元とする排泄物。糞便とも。健康な便は食べた食品の種類に関わらず、7〜8割が水分で残りは食物繊維、腸内細菌、剥がれた腸内の粘膜、粘液、消化酵素などの固形分。これらを除いたものが摂取した食品が消化吸収された後の残留物。通常、小腸から20時間以上かけて肛門まで移動する。便が大腸の時間を通過する時間が長いほど水分が吸収され硬い便となる。便の黄色や茶色は胆汁に含まれるビリルビンの色。
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