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中心性漿液性脈絡網膜症(central serous chorioretinopathy)

変視症?小視症?中心暗点などを主症状とする網膜)の疾患。網膜の中心部にが貯留することで視力の低下が引き起こされる。30〜40歳の男性に多い。中心性網膜炎*1

脈絡膜の循環の障害によって網膜色素上皮が二次的に障害され、網膜下に脈絡膜から漿液が滲み出て網膜剥離が生じる。数ヶ月で自然治癒する場合もある。

再発を繰り返したり長期化したりすることで視力が回復しないこともある。

TNFRSF10A?に加え、新たに別の遺伝子領域2つも中心性漿液性脈絡網膜症の発症にも影響すると推測されている。*2

タグ: 網膜 脈絡膜 疾患 視力

*1中心性漿液性脈絡網膜症|関西医科大学附属病院: http://www.kmu.ac.jp/hirakata/visit/search/sikkansyousai/d22-028.html
*2加齢黄斑変性の発症に関わる2つの新規感受性領域を同定 | 研究成果 | 九州大学(KYUSHU UNIVERSITY): https://www.kyushu-u.ac.jp/ja/researches/view/838

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このページの最終更新日時: 2022-11-22 (火) 09:27:58