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原子の核(原子核)を構成する粒子のひとつ。電荷を持たない。
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ホウ素薬剤を点滴し、目標とするがん部位に到達したタイミングで中性子を照射し、ホウ素と中性子の核反応(ホウ素のα崩壊)によりがん細胞を殺傷する治療法。タグ:
放射性物質(放射性物質)の原子核から、崩壊によって放出される物質。ある物質が放射線を出す性質のことを放射能と呼ぶ。自然環境から放出される放射線を自然放射線、それ以外を人工放射線と呼ぶ。短期間に100mSv以上の放射線に被爆すると、線量の上昇とともにがんのリスクが高まることが知られている。生物が放射線照射をゆっくり時間をかけて受けた場合、照射されている間にも修復が行われるためDNAの損傷は少ないが、一度に急に照射された場合は修復が起こらず損傷が大きくなる。また、放射線による少量…
「物質との相互作用の主要モードが電離である所の放射線」と定義される、エネルギーが10eV以上の放射線。紫外線は含めない。また、中性子は低エネルギーでも含める。
質量数が12の炭素原子(12C)を基準にした相対質量。12C の原子量を 12 と定義する。自然界に存在する炭素原子は「原子核が陽子6個と中性子6個とからなる質量数12の炭素」と「原子核が陽子6個と中性子7個とからなる質量数13の炭素」とが混ざっている。前者の質量は1.99268×10-23gであるが、これを12と定めると、これに対する後者の質量は13.00335となる(相対的原子質量)。自然界に存在するこれら二つの同位体の個数は前者が98.89%、後者が1.11%であるから…
水素の同位体。原子核に中性子を2つ持つ水素。トリチウムとも呼ばれる。自然界にはごくわずかに存在する。宇宙線の影響で、1Lの水に0.5から1ベクレル程度のトリチウムが存在するとされる。放射性同位体であり、放射線を出してヘリウムに変化する。
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