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中脳水道を取り囲み密集する比較的小型の神経細胞集団(灰白質)。中脳水道周囲灰白質(PAG)とも。視床下部や脳幹毛様体、縫線核、青斑核、脊髄からの入力を受け、同時にこれらの部位に対して投射をする。闘争や逃走、すくみ反応など動物の様々な防御行動に関わるとされる。下行性疼痛抑制系のひとつでもあり、延髄大縫線核を経由して脊髄に達し、侵害刺激の情報伝達を抑制する。中心灰白質の細胞体にはβ-エンドルフィン、ダイノルフィン、エンケファリンなどの内因性オピオイドペプチドが含有されている。
脳内で分泌されるオピオイドペプチドのひとつ。脳下垂体から副腎皮質ホルモンとともに血液中に放出される。また、甘味によって脳幹の中脳水道周囲灰白質から分泌されることが報告されている。脳内麻薬とも呼ばれる。苦痛を軽減したり多幸感を与えたりするストレス抵抗作用を持つ。モルヒネの約6.5倍の鎮痛作用があるとされる。マラソンやウェイトトレーニングなどの負荷を身体にかけることによって分泌される。糖代謝を活性化する膵臓ホルモンの放出を促進する。また、旨味のある物を口にしたとき、アナンダマイド…
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