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手綱核と共に前脳と中脳を繋いでいる部位。*1
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魚類からヒトまで保存されている間脳の神経核。脳の中心部に位置する領域。手綱核から中脳の脚間核へと情報を伝える回路は、恐怖やストレスに対する行動の選択に重要な役割を果たす。また、意欲や気分などの調節に重要なセロトニンやドーパミンがかかわる神経系への投射があり、これらの脳内における放出を制御すると考えられている。-内側手綱核-外側手綱核
中隔核の一部。不安や恐怖に関わる。さらに以下の部位に分けられる。-三角中隔核-前交連床核前交連床核から内側手綱核のサブスタンスP陽性神経細胞群への投射が恐怖の制御を,三角中隔核から内側手綱核のコリン作動性神経細胞群への投射が不安の制御を担っていることが示されている.この研究では内側手綱核のサブスタンスP陽性神経細胞群は脚間核の外側部に投射し,内側手綱核のコリン作動性神経細胞群は脚間核の内側部に投射していることも見出している.
後方中隔核の一部。この部位の神経細胞を除去したマウスでは恐怖行動が克進する。
後方中隔核の一部。三角中隔核の神経細胞を除去したマウスでは不安様行動が減弱するとされる。
中隔核の一部。主に海馬体から興奮性の投射を受け、視床下部やその他の間脳、脳幹の各部位に出力を送る。腹側部は視床下部の室傍核に投射し、HPA軸の制御に関与している。-外側中隔核腹側部
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