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皮膚に(表皮の深層から真皮にかけて)生じる線状の切れ目。ひび割れとも。*1
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体の表面を覆い、外界に直接触れる器官。体重の約16%を占める。皮膚は表皮とその下の真皮の2層から構成される。さらに真皮の下には皮下組織があり、それによって奥にある筋膜、腱膜、骨膜などに緩やかに結び付いている。手の皮膚が風呂などで長時間、水に浸かった時にしわができる(ふやける)理由は以下の2つの説がある。+手の皮膚の表面にある、死んだ細胞が重なっている角質の層に水分がしみ込むことで膨らみ、角質層の下にある皮膚と体積の差ができて、しわができる。+指の神経が切れている人の指はふやけ…
原発疹に続いて二次的に生じる発疹。-萎縮-鱗屑-痂皮-胼胝-鶏眼-瘢痕(ケロイド)-表皮剥離-糜爛(びらん)-潰瘍-亀裂
皮膚に現れる病変の総称。変色や腫れ。いわゆるできもの。痒みや痛みなどを伴う場合もある。皮疹とも。-原発疹--紅斑--紫斑--色素斑--白斑--丘疹--結節--腫瘤--水疱--膿疱--囊腫--膨疹--蕁麻疹-続発疹--萎縮--鱗屑--痂皮--胼胝--鶏眼--瘢痕(ケロイド)--表皮剥離--糜爛(びらん)--潰瘍--亀裂
ケラチノサイトが形を変えて積み重なってできる、皮膚の最も外側を構成する層。厚さ最大約0.7mm。表皮(epidermis)の厚さは平均約 0.2 mm であり,構成する細胞の95%は角化細胞である.この角化細胞は表皮の最下層で分裂し,成熟するに伴い上方の層へ移行していく.したがって,表皮は成熟段階によって異なる形態の角化細胞が層状に配列し,深部から以下のように4つに分類される.基底細胞が分裂し,娘細胞が生まれて表皮表面で脱落するまでの時間をターンオーバー時間(turnover…
皮膚を構成する層のひとつ。皮膚の表皮の下にある層。コラーゲンやヒアルロン酸、エラスチンなどの成分があり、血管も存在する。タンパク質全体の70%がコラーゲン。特にコラーゲンとヒアルロン酸は真皮に多い。HAS2と呼ばれる酵素が真皮でヒアルロン酸を合成する。脂肪を多く含む食事が真皮に悪影響を与える可能性が示唆されている。真皮層に関しては、高脂肪食の摂取が皮膚における血管新生及びコラーゲン沈着を低下させ、創傷治癒を遅延させることや皮膚の弾力性を低下させ、たるみを助長する。高脂肪食の摂…
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