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環境条件によって菌糸と酵母の形態を切り替える真菌。*1
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主として単細胞生物で、出芽または分裂により増殖する真菌の総称。酵母菌やイーストとも。大きさは直径5〜8μmのものが多く、大きいものでは幅10μm、長さ70μm程度の細長いものもある。一般に最適温度は32℃前後、最適pHは5~6程度の弱酸性。酵母の育成には水や炭素源(グルコースなどの糖類)、窒素源(アミノ酸やアンモニア)、無機物(リン、カリウム、鉄、硫黄、マグネシウム、カルシウム)、ビタミン(ビタミンB1、ビタミンB6、イノシトール、パントテン酸、ビオチン)などが必要。酵母の増…
カビ、キノコ、酵母などの菌の総称。菌類とも呼ばれる。名前に菌と付くが、細菌とは異なる。細菌は原核生物だが、真菌は真核生物である。大部分の真菌は動物の死体や落ち葉などの有機物を活発に分解し、自然界の物質循環に関わっているが、一部はヒトに感染し感染症(真菌症)を引き起こす。真菌は人間の細胞に似ているため薬物治療が効きにくい。真菌症のうち深在性真菌症は、ヒトの組織内部に侵入して感染を引き起こすもの。一般にカビと呼ばれているのは、菌糸の部分で、単細胞の場合については酵母と呼ばれていま…
代表的なカンジダ菌。環境によって菌糸と酵母の形態を切り替える二形性真菌。真菌の中でも病原性が強く、鵞口瘡やカンジダ膣炎、皮膚カンジダ症などの原因となる。
糸状の菌。カビやキノコの子実体などを構成する。カビ(糸状菌)は、その名の通り糸状の菌糸からなり、菌糸がその先端を伸長させることで成長します。カビは、環境中に数多く存在する微生物であると同時に、菌糸という細胞を伸ばし続けることで、地球上最大の生き物となる潜在能力をもっています。
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