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マイコウイルスの一種。ゲノムは二本の分節型二本鎖RNAであり、それぞれがカプシドとRNA合成酵素をコードする。ゲノムサイズは二つ合わせて3〜5kbp。
レオウイルス科の一属。アルボウイルスの一種。10分節の二本鎖RNAをゲノムする。22種類のウイルスが分類されており、家畜に感染する種類が確認されている。ヒトにも感染するオルビウイルスは主に発熱や頭痛などの軽い症状をヒトに引き起こす。場合によっては髄膜炎などを引き起こすことが報告されているが死亡することは稀。-ブルータングウイルス-アフリカ馬疫ウイルス-流行性出血病ウイルス
植物が体内に現れた異常なRNAを認識し、それを分解する機構。動物におけるRNAiに相当する。転写後遺伝子サイレンシングとも。RDR6が一本鎖のRNAから二本鎖RNAを合成する反応が引き金となる。
RNAウイルスが細胞に感染した場合に、その細胞内に現れる二本鎖RNAの立体構造を認識する、細胞質内の受容体タンパク質。ヘリカーゼドメインでRNAに結合し、ATPase依存的にdsRNAの分子内構造変化を誘導し、N末端のCARDドメインを下流のシグナル伝達分子と結合させ、IRF3とNF-κBの活性化を誘導する。二本鎖RNAを認識後、Ⅰ型インターフェロンを分泌する遺伝子を起動してウイルスの活動を抑えたり、MHC遺伝子の発現を促進して樹状細胞を活性化させたりといった作用を発揮する。…
2本のRNA(あるRNAとそれに対するアンチセンスRNA)が結合したもの。二本鎖RNAとも。RNAウイルスが宿主細胞に感染し、複製する際に生じる。免疫細胞を活性化させ、Ⅰ型インターフェロンを誘導する最も代表的なウイルスの構成成分。TLR3がdsRNAの認識に関わることが報告されている。合成のdsRNAとしてポリイノシン:ポリシチジル酸(poly)がある。これはウイルス由来dsRNAと同様に免疫活性を持つ。
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