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二次リンパ器官を参照。
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非リンパ組織に形成される、リンパ節などの二次リンパ組織に類似した構造。感染部位や関節リウマチなどの自己免疫性疾患、臓器移植の慢性拒絶反応などにおける慢性炎症にともなって後天的に誘導されることが知られている。ある種のがん組織などにおいても出現が確認されており、TLSの出現とともにB細胞やT細胞の腫瘍内への浸潤が増加することから、TLS ががんに対して細胞性免疫(T細胞免疫)と液性免疫(B細胞免疫)により協調的な抗腫瘍応答をしている可能性が報告されている。卵巣がんの約6割に三次リ…
リンパ系組織ではない部位に形成される、リンパ節などの二次リンパ組織に類似した構造体。感染症における感染部位、自己免疫疾患における局所、がん組織、拒絶反応が起こった移植部位などにおいて、刺激や炎症応答などによって形成される。異所性リンパ組織は効率的な免疫応答が起こる場として機能する。タグ:
一次リンパ器官で産生された白血球が集まる以下のような器官。二次リンパ組織とも。-リンパ節-扁桃-脾臓-小腸(パイエル板)-虫垂侵入してきた抗原の監視・迎撃を行う場となる。また、ストローマ細胞が存在する。二次リンパ組織には免疫細胞以外にストローマ細胞と呼ばれる間質細胞が存在し、二次リンパ組織全体の構造を支えております。中でもTリンパ球が集まるTリンパ球領域には細網線維芽細胞と呼ばれるストローマ細胞が存在します。このストローマ細胞は樹状細胞やTリンパ球を呼び寄せる働きをもっており…
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