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他の疾患が原因となって起こる貧血。症候性貧血とも。
慢性的な炎症性疾患や免疫性疾患、慢性腎不全、ホジキン病などの腫瘍によって起こる。*1
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平均赤血球容積(MCV)や平均赤血球血色素濃度(MCHC)が正常範囲内である貧血。種類が多ため、診断には精密検査が必要。 -白血病-骨髄異形成症候群-再生不良性貧血-溶血性貧血-二次性貧血(症候性貧血)
血液中の赤血球(ヘモグロビン濃度)や赤血球に結合できる酸素の量が少なくなり、その全身への運搬が滞る病態。鉄の不足やヘモグロビンの生成に関わる遺伝子変異などが原因とされる。これまで、鉄欠乏性貧血は赤血球が酸素を運ぶためのタンパク質ヘモグロビンに必要な鉄の不足により起こるものとされてきました。しかし本研究では、鉄欠乏性貧血は単なる材料(鉄)の不足により起こるだけではなく、赤血球の元となる細胞(赤芽球)から赤血球ができる成熟過程で、鉄欠乏が広範な遺伝子発現変動をもたらすこと、ヘモグ…
体の表面や内部に出来る、細胞が異常に過剰増殖してできた塊。新生物とも呼ばれる。原則として単一の細胞に由来する。増殖が穏やかで浸潤などの悪影響がない場合は良性腫瘍と呼ばれる(無害という意味ではない)。-良性腫瘍-悪性腫瘍(がん)
生体が内外から有害な刺激を受けた際に起こす防御反応。炎症は発赤や腫脹、発熱、疼痛などを伴う。発赤は血管拡張によって血流を増やし、修復を早めるために起こる。腫脹は免疫細胞が分泌するサイトカインによって血管透過性が亢進することが原因。これによって好中球などが血管壁を通りやすくなり、細菌のいる場所へ移動しやすくなる。ケガをして皮膚が化膿したり、扁桃炎などが起こると、それを治すために白血球が動員され、化学物質を出して細菌などを殺そうとする。この際、白血球の出す化学物質によって局所が赤…
自覚症状が明確ではなく、長期に渡って緩やかに腎臓の機能が低下する腎不全。一度失われた腎臓の機能は回復しないため、人工透析が必要となる。
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