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不飽和結合のひとつ。A=B の様に表記される。
4つの電子が関与する。単結合よりも強くて短い。
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炭素原子間の二重結合に酸素原子ひとつを付加し、三員環構造であるエポキシドを生成する反応。タグ:
不飽和脂肪酸のグループのひとつ。カルボキシル基側の反対側の炭素(ω位)から数えて3番目の炭素結合部に二重結合を持つためオメガ3系脂肪酸(ω-3脂肪酸)とも呼ばれる。植物プランクトン(α-リノレン酸を生成する)を食用とする青身魚に多く含まれる。-α-リノレン酸(三価、必須)-エイコサペンタエン酸(EPA)(五価)-ドコサヘキサエン酸(DHA)(六価)-ドコサペンタエン酸(DPA)(五価)n-3系脂肪酸には、n-6系脂肪酸が生成するホルモン様物質を抑え、動脈硬化の予防効果等がある…
ショウジョウバエが持つ脂肪酸不飽和化酵素のひとつ(Δ9脂肪酸不飽和化酵素)。細胞の生体膜を構成する脂質分子に二重結合を導入する役割を持つ。DESAT1が作り出す折れ曲がり(二重結合)を持った脂質分子が細胞内の発熱部位であるミトコンドリア内膜のクリステの形成を促進することと、これによりミトコンドリアに存在するATP合成酵素が活性化され、ミトコンドリアでの熱産生が増強されることが確認され、細胞内の温度は脂質分子の折れ曲がりにより制御されることが報告されている。低温環境ではDESA…
多価不飽和脂肪酸などの二重結合を有する脂肪酸を含む脂肪に酸化剤(フリーラジカル)が作用し、それを過酸化する反応。糖脂質やリン脂質、コレステロールなどは脂質過酸化を受けやすい。生体内では生体膜を構成するリン脂質で起こる。細胞膜やオルガネラ膜を構成するリン脂質が酸化されて、過酸化脂質や脂質ヒドロキシラジカルが蓄積する反応。細胞内自由鉄 (Fe2+)によって触媒され、フェロトーシスの原因となる。タグ:
脂肪酸を構成する化学結合の中に二重結合が含まれているもの。常温で固まりにくい油脂。不飽和脂肪酸のうち、二重結合が1つしかないものを一価不飽和脂肪酸、 二重結合が2つ以上あるものを多価不飽和脂肪酸と呼ぶ。体内で重要な不飽和脂肪酸には以下のようなものがある。脂肪酸の分類脂肪酸名一価不飽和脂肪酸オレイン酸多価不飽和脂肪酸n-3系脂肪酸α-リノレン酸、エイコサペンタエン酸、ドコサヘキサエン酸n-6系脂肪酸リノール酸、γ-リノレン酸、アラキドン酸多価不飽和脂肪酸の中でも鎖状に結合した3…
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