最近更新された用語
ペントースリン酸経路を参照。
関連する用語
ニコチンアミドアデニンジヌクレオチドリン酸。NAD+ のように表記される場合もある。水素原子が付いた還元型はNADPH。化学構造的にはNADにリン酸基が一つ増えただけの違いであるが、酸化還元反応を触媒する酵素はこれらを区別するため共用できない。NADPはNADにリン酸の結合したものである。還元型のNADPは五炭糖リン酸サイクルで合成され、脂肪酸、コレステロールの合成およびグルクロン酸回路の代謝系に必要な物質である。
解糖系の分岐回路。NADPHやリブロース-5-リン酸、リボース-5-リン酸を生成する。ペントースリン酸回路、ホスホグルコン酸回路、ヘキソース一リン酸経路などとも呼ばれる。エネルギーの生成を目的とした代謝経路ではなく、NADP+の還元とヌクレオチドの材料であるリボース-5-リン酸を供給すること。脂質の合成が盛んな組織(乳腺、脂肪組織、副腎皮質、肝臓など)で活性が高く、これらの組織から発される二酸化炭素の30%以上はペントースリン酸経路の反応によって生じるものとされる。ペントース…
コメント・訂正・追記
ご意見・ご要望をお聞かせください。