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自発的な呼吸が困難な場合に装着され、呼吸を助ける装置。
関連する用語
新型コロナウイルス(SARS-CoV-2)とインフルエンザウイルスの同時感染を指す造語。フルコビットとも。新型コロナウイルスのみに感染した患者に比べ、フルロナは人工呼吸器の装着が4.14倍、死亡が2.35倍と重症化することが報告されている。タグ:
国の指定難病のひとつ。多くは60歳以降に発症し、男性にやや多い。5~10%が家族性の常染色体優性遺伝疾患。手足や喉、舌の筋肉や呼吸に関わる神経細胞(運動ニューロン)に障害が起き、それに関わる筋肉が退化する。発症から2〜3年で人工呼吸器がないと呼吸ができない状態になるとされる。脳ではなく脊髄の前角細胞の障害による症状であり、意識や五感、知能に影響はない。遺伝によって発症する患者が多く、原因となる遺伝子が10個程度確認されている。また、遺伝による筋萎縮性側索硬化症の原因となる遺伝…
フルオロキノロン系、カルバペネム系、アミノグリコシド系の三系統の抗菌薬を含めた複数の抗生物質に耐性を獲得した緑膿菌。有効な抗菌薬がほとんど無く難治。加湿器やネブライザー、内視鏡、人工呼吸器などを介した院内感染が報告されている。緑膿菌に効果が期待されるセフスロジン、セフタジジムなどのβ-ラクタム薬のみならずイミペネムなどのカルバペネム系薬やシプロフロキサシン、レボフロキサシンなどのフルオロキノロン系抗菌薬、さらにアミカシンなどのアミノ配糖体系抗生物質などに幅広く耐性を獲得した臨…
心筋梗塞などが原因となり、突然発症する心不全。不整脈や急性心筋梗塞などの疾患を含む。症状は呼吸困難、咳、息切れ、動悸、易疲労感、四肢冷感、尿量減少など。強心薬や利尿薬などの薬物療法で改善することが多いが、重症な場合は人工呼吸器や体外循環補助装置を用いた集中治療が行われる。
敗血症や肺炎、誤嚥、有毒物質の吸入、溺水、薬剤性、多発外傷などが原因となる急性の呼吸困難。成人呼吸促迫症候群とも呼ばれた。急性呼吸促迫症候群とも。心不全、腎不全、血管内水分過剰のみでは原因が説明できない肺水腫。胸部X線で左右の肺に浸潤影が確認される。人工呼吸器の装着が必須であり、死亡率が約40%と高い。好中球主体の急性炎症が惹起され、肺胞上皮細胞、微小血管内皮細胞が傷害されて肺微小血管透過性が亢進し、肺水腫を発症する。自覚症状は咳嗽、発熱、呼吸困難、疲労感などであり、特徴的な…
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