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介在ニューロンを参照。
関連する用語
通常は痛みとして感じない軽い触覚や圧刺激によって誘発される痛み。アロデニアや異痛症とも。神経の損傷などが原因となる神経障害性疼痛の一種。脊髄の表層に局在する特別な神経細胞(脊髄第Ⅱ層外側に存在する抑制性介在神経)の活動が神経障害後に低下することがアロディニアの原因であると報告されている。ノシセプチンを脊髄に投与することによりアロディニアが引き起こされることが確認されている。異痛症とも呼ばれる神経障害性疼痛の症状の1つ。軽く触れた程度の刺激が激痛として感じられてしまう症状です。…
中枢神経と運動神経(運動ニューロン)を繋ぐ介在神経。大脳皮質からの神経活動をそのまま運動神経に伝えるだけではなく、筋肉を協調させる役割を持つ。手指の運動に関わることが報告されている。
神経細胞同士を連絡する働きを持つ短い神経細胞。介在神経とも呼ばれる。中枢神経系の全体に存在し、感覚ニューロンと運動ニューロンの間に介在する。
痛みを伝える脊髄内の介在神経で特異的に発現する分泌性のタンパク質。神経障害による痛みの伝達を行う。ネトリン4の分泌を抑えることで鎮痛作用を得られる。脊髄後角の介在神経から分泌されるネトリン4は、痛みを伝える二次痛覚神経に発現するUnc5B受容体に結合することで、この神経に神経興奮を引き起こし、神経障害性疼痛を発症させることが分かりました。
唾液核のひとつ。唾液腺(顎下腺、舌下腺)を支配する副交感神経の中枢。興奮性の神経伝達を受ける受容体(グルタミン酸受容体とムスカリン性アセチルコリン受容体)と抑制性の神経伝達を受ける受容体(GABA受容体とグリシン受容体)を持つ。上唾液核の細胞は、摂食行動中に視床下部外側野や扁桃体、大脳皮質味覚野、咀嚼野などから興奮性入力を受け、抑制性入力は脳幹部の介在神経から受ける。鼓室神経が出る。
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