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新生児にチアノーゼ、無力症状、低体温などを呈する疾患。骨髄が抑制されて赤血球が減るため皮膚が灰色に見える。クロラムフェニコールの過剰摂取が原因となる。灰白症候群とも。
甲状腺機能低下症(主に慢性甲状腺炎による)が基礎にあり、その影響が直接あるいは何らかの誘因で惹起された低体温や呼吸不全、循環不全、低ナトリウム血症などによって中枢神経系の機能障害をきたす内分泌系の疾患。稀ではあるが、胸腹水を症例が報告されている。
タンパク質やエネルギー源が不足している状態。国内ではがんや肝硬変の患者、高齢者などに見られる。タンパク質エネルギー栄養障害とも。羸痩や浮腫、低体温、免疫力の低下による創傷治癒の遅れなどが起こる。以下の2種類と、その混合型が存在する。-クワシオルコル-マラスムス
敗血症の分類のひとつ。敗血症の中で、腎機能障害や意識障害などの臓器障害や低血圧などを合併するもの。重症化すると敗血症性ショックと呼ばれる。細菌やウイルスなどの病原体の感染により全身の炎症が起こり、38度以上の発熱あるいは36度以下の低体温、頻脈、頻呼吸、白血球増多あるいは減少などの症状を示す病態を「敗血症」、さらに出血傾向や血圧低下、尿量減少、黄疸など臓器不全を伴うものを「重症敗血症」と呼ぶ。
SGLTのひとつ。腎臓の近位尿細管に発現してグルコースの再吸収(尿細管細胞内への取り込み)を行う。精巣や脳動脈、小脳、大脳、甲状腺、肝臓にも発現する。SGLT2は糸球体で濾過されたグルコースの約90%を再吸収する。脳のSGLT2を阻害すると、失調歩行、呼吸の促迫、低体温などが現れる。尿細管のSGLT-2を阻害すると、腎盂・尿管・膀胱の拡張、膀胱炎、腎盂炎が起こる。SGLT2阻害薬には以下の種類がある。-イプラグリフロジン-ダパグリフロジン-ルセオグリフロジン-トホグリフロジン…
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