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組織幹細胞を参照。
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骨髄の造血幹細胞や肝臓の肝幹細胞など、体内に存在する幹細胞。体性幹細胞とも呼ばれる。生体内の個々の臓器や組織において、その組織の全ての細胞を生み出す源となる。臓器ごとにそれぞれ固有の組織幹細胞を持っていると考えられている。生体の組織内に存在する幹細胞で、様々な種類がある。通常、分化することのできる細胞の種類が限定されている。例えば、その代表例である造血幹細胞は血液細胞のみを産生することができる。神経のみを産生する神経幹細胞、皮膚のみを産生する皮膚幹細胞などがある。多能性幹細胞…
骨髄あるいは全身の臓器の血管の周囲に存在する幹細胞(体性幹細胞)。骨芽細胞や軟骨などの骨組織(軟骨芽細胞)、脂肪(脂肪前駆細胞)、神経細胞、血管内皮細胞、肝細胞など様々な細胞に分化できることが報告されており、再生医療への応用が期待されている。成体では主に線維芽細胞を生み出す。CCL2やCCL5などのケモカインを産生する。間葉系幹細胞は、発生過程で中胚葉から分化する脂肪や骨にすることができ、その上、成人の骨髄、脂肪組織や歯髄などから比較的容易に得ることができます。これまでの研究…
自己の複製や自己以外の様々な種類の細胞に分化できる細胞の総称。幹細胞の「幹」は木の幹を意味する。幹細胞が持つ様々な種類の細胞を派生して生み出す性質を、木が幹を中心として枝や葉を伸ばす性質に例えたもの。幹細胞は,自己以外の種類の細胞に分化する能力(分化能)と,細胞分裂をへて自己と同一の分化能をもつ娘細胞を生み出す能力(自己複製能)とをあわせもつ細胞として定義される.このうち,分化能として多能性をもつ細胞を多能性幹細胞とよぶ.-組織幹細胞(体性幹細胞)-多能性幹細胞通常、幹細胞が…
肝臓の体性幹細胞。肝細胞と胆管上皮細胞へ分化することができる。成熟した肝臓に少量が存在する。
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