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身体を傷害し、痛みを引き起こす刺激。切る、刺す、つまむなど。
関連する用語
身体への傷害を起こす刺激(侵害刺激)によって生じる不快な感覚。表在感覚のひとつ。痛覚とも。急性の痛みは危険からの回避や傷害部位の警告などとして重要であるが、慢性化した痛み(慢性疼痛)はQOLの低下の原因となる。痛みの急性期において、大脳皮質一次体性感覚野(S1)の神経細胞の活動が亢進することや、その部位の各神経細胞間の機能的結合が強化され活動相関性が高まることが報告されている。皮膚や内臓からの感覚情報は、脊髄後角において修飾・統合され、二次痛覚神経を伝って脳に至り痛みとして認…
脊髄後角の一部。脊髄Ⅱ層には介在ニューロンである膠様質細胞が存在し、脊髄Ⅰ層、脊髄Ⅴ層~脊髄Ⅷ層と連絡している。膠様質とも。侵害性機械刺激または侵害性熱刺激を伝達するAδ線維やC線維、非侵害性機械刺激を伝達するC線維、Aδ線維、Aβ線維が入力している。
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