健康用語WEB事典

便(feces)

摂取した食品が腸管で消化された後に残る物質を元とする排泄物。糞便とも。

健康な便は食べた食品の種類に関わらず、7〜8割が水分で残りは食物繊維腸内細菌、剥がれた内の粘膜粘液消化酵素などの固形分。これらを除いたものが摂取した食品が消化吸収された後の残留物。

通常、小腸から20時間以上かけて肛門まで移動する。便が大腸の時間を通過する時間が長いほど水分が吸収され硬い便となる。便の黄色や茶色は胆汁に含まれるビリルビンの色。*1

*1東京大学医学部 医学部附属病院 健康と医学の博物館 大腸のふしぎ: http://mhm.m.u-tokyo.ac.jp/pdf/MHM_Catalog09.pdf

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このページの最終更新日時: 2018-09-04 (火) 08:05:21