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通常の大気の酸素濃度の環境でも生息できない性質のこと。完全な嫌気性。
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無色透明な気体。大気中の気体の約21%が酸素である。化学式はO2生物が呼吸によって取り込む気体。血液中のヘモグロビンによって運搬される。成人では安静状態で1日あたり約430L消費する。細胞がエネルギーを生み出すために必要。タグ:
口腔に生息する細菌のひとつ。歯周病の原因となる歯周病菌でポルフィロモナス属(グラム陰性、偏性嫌気性の桿菌)。ジンジバリス菌とも。この細菌に一度感染すると、メンブレントラフィックによって歯肉上皮細胞に侵入して細胞内で生息するため、口腔内から除去することは不可能と言われている。また、この細菌によって傷害される細胞には個体差があり、歯周病のかかりやすさは細胞小器官の個体差と言える。ポルフィロモナス・ジンジバリスはプロテアーゼであるジンジパインを2種類産生し、これらによって免疫に関わ…
歯周病菌のひとつであるグラム陰性偏性嫌気性細菌。病原因子としてトリプシン様プロテアーゼ、シアリダーゼ、BspA、ヘマグルチニン、S層、FDFなどが知られている。
真正細菌の属のひとつ。偏性嫌気性で芽胞を形成するグラム陽性の桿菌。クロストリジウム属の細菌を多く持つマウスは腸炎やアレルギー反応が起こりにくいことが知られており、制御性T細胞の産生を強力に誘導することが報告されている。潰瘍性大腸炎などの炎症性腸疾患の患者では、クロストリジウム属細菌が減少しているという報告もある。
土壌や動物の口腔などに生息する常在菌。偏性嫌気性でグラム陽性の桿菌(長さ2~4μm、幅0.3~0.5μm)。熱や乾燥、薬剤に強い芽胞の形態で世界中の土壌に広く分布する。正式名称はクロストリジウム・テタニ。傷口から人体に侵入し、神経毒であるテタノスパスミンやテタノリジンを産生して破傷風を引き起こす。
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