健康用語WEB事典

偽陰性(false negative)

検査において、本来は陽性であるにも関わらず陰性と判定されてしまうこと。逆は偽陽性

ビタミンC水溶性であることから、とりすぎるとそのまま尿中に排泄され、思いがけない高濃度で尿中に含まれるようになります。尿の検査項目には酸化反応を用いて測定するものがあることから、酸化反応の反対の作用である還元作用の強いビタミンCが混在することで、その検査項目が偽陰性となってしまう可能性があるのです。*1

*1東邦大学医療センター佐倉病院 SAKURA Times 2015.07.10 第7号 臨床検査部 気軽に読むサイエンスの話題⑮ 尿検査前のビタミンCにご用心: http://www.lab.toho-u.ac.jp/med/sakura/kensa/research/files/20150710_87SAKURATimes.pdf

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このページの最終更新日時: 2018-03-14 (水) 14:17:14