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偽陰性の逆。
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結核の診断方法のひとつ。被検者の血液と、結核菌には存在するがBCGには存在しない抗原(ESAT-6、CFP-10)を混合培養し、試験管の中でリンパ球にIFN-γを産生させ、それをELISAで測定するもの。ツベルクリン反応でのBCG接種による偽陽性の問題を解決している。
陽電子放射断層撮影法(ポジトロン断層法)。18F-FDGを用いることで、脳の活動領域や5〜10mmの小さながんの悪性度や転移状態を調べることができる。活動中のニューロンが多くのグルコース(細胞が活動する際のエネルギー源となる)を消費することを利用している。被験者はスキャン直前にグルコースにラベルした少量の放射性物質を注射される。この放射活動をスキャナーで検出すると,脳の活動している領域を調べることができる。PETの問題としては、グルコースを取り込みにくい性質を持つがんや数mm…
ヒト型結核菌の培養液から分離精製した精製ツベルクリン(purified protein derivative : PPD)と結核菌の反応、またはその反応を調べる検査のこと。ツ反とも呼ばれる。ロベルト・コッホによって開発された。精製ツベルクリンを皮内に注射して、48時間後に接種部位の変化(赤くなるなど)を調べ、結核菌の感染があるかを診断する。ツベルクリン反応はT細胞が関与するⅣ型アレルギーの一種。BCGワクチンの接種によって偽陽性となる問題がある。過去に結核菌に感染したことがあ…
検査において、本来は陽性であるにも関わらず陰性と判定されてしまうこと。逆は偽陽性。ビタミンCは水溶性であることから、とりすぎるとそのまま尿中に排泄され、思いがけない高濃度で尿中に含まれるようになります。尿の検査項目には酸化反応を用いて測定するものがあることから、酸化反応の反対の作用である還元作用の強いビタミンCが混在することで、その検査項目が偽陰性となってしまう可能性があるのです。
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