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睡眠を促すこと。
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前脳基底部に局在する神経細胞に発現するアデノシン受容体。アデノシンが結合すると、腹側外側視索前野の活動を亢進させて睡眠を誘発する。アデノシンA2A受容体に対する刺激薬は強力に催眠を促すが、副作用として低血圧や徐脈が知られている。アデノシンA2A受容体には少なくとも2つの不活性状態と3つの活性状態が同時に存在しており、その共存比率がリガンドの結合やGタンパク質の活性化状態に依存して変化することが報告されている。タグ:
ベンゾジアゼピン系のひとつ。抗不安作用や催眠作用、抗痙攣作用、筋弛緩作用を持つ。商品名はベンザリン。麻酔前の催眠導入薬として用いられる。また、不眠症、点頭てんかん、ミオクロヌス発作、失立発作、焦点性痙攣発作、精神運動発作、自律神経発作などの治療薬として用いられる。タグ:
短時間作用型のバルビツール酸系。不眠症の治療や不安緊張状態の鎮静剤。持続睡眠療法における睡眠調節や麻酔前投薬としても用いられる。商品名はラボナ。中枢神経系に対し全般的な抑制作用を示す。催眠および鎮静作用の一部はγ-アミノ酪酸(GABA)様作用ないしはGABAの作用増強に基づくものと考えられている。タグ:
不眠症の治療薬であるベンゾジアゼピン系化合物。麻酔投与前にも用いられる。商品名はユーロジン。大脳辺縁系や視床下部に働く。催眠効果は速やかにかつ強力に現れる。タグ:
鎮静および催眠作用を示すトリクロロエタノールの前駆体。不眠症の治療薬や脳波、心電図検査などにおける睡眠導入剤として使用される。商品名はトリクロリール。消化管刺激性は抱水クロラールより低い。抱水クロラールで過敏症を起こす者や急性間欠性ポルフィリン症の患者は使用できない。
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